ポートフォワーディングでVPNを転送する方法

ポートフォワーディングでVPNを転送する方法

ネットワーク構成

VPNのポート番号

上記の図のシナリオでは、Root APのWAN IPアドレス1.168.XXで、下部のルーターは192.168.1.100となっています。

※本設定は、ASUS製のRoot APへのポートフォワーディングの設定方法になります。設定方法はメーカーによって異なります。ご購入されたメーカーのマニュアルをご参照ください。

設定手順

1. ウェブブラウザのアドレス欄に「router.asus.com」を入力して管理画面にアクセスし、詳細設定の項目の［WAN］をクリックします。

※ 無線LANルーターのIPアドレスを変更している場合、管理画面にアクセスするには変更後のIPアドレスを入力してください。
※ 無線LANルーターのIPアドレスが判らない場合は、Device Discoveryユーティリティーをご使用ください。

2. ポートフォワーディングのタブをクリックし、ポートフォワーディングを有効にします。

3. VPNタイプに応じて設定を行います。

PPTP VPN

初めにPPTP VPNのポートフォワーディングの設定します。

サービス名：任意の名前を入力

プロトコル：TCP

外部ポート：1723

内部ポート：1723

内部IPアドレス：転送先のIPアドレス（本設定では192.168.1.100）

次にGREトンネルのポートフォワーディングの設定します。

サービス名：任意の名前を入力

プロトコル：Other

外部ポート：47

内部IPアドレス：転送先のIPアドレス（本設定では192.168.1.100）

2つの設定リストになります。

OPEN VPN

OPEN VPNのポートフォワーディングの設定のみになります。

サービス名：任意の名前を入力

プロトコル：UDP

外部ポート：1194

内部ポート：1194

内部IPアドレス：転送先のIPアドレス（本設定では192.168.1.100）

1つの設定リストとなります。

IPSecVPN

初めにIPSec VPNのポートフォワーディングの設定します。

サービス名：任意の名前を入力

プロトコル：UDP

外部ポート：500

内部ポート：500

内部IPアドレス：転送先のIPアドレス（本設定では192.168.1.100）

次にIPSecトンネルのポートフォワーディングの設定します。

サービス名：任意の名前を入力

プロトコル：UDP

外部ポート：4500

内部ポート：4500

内部IPアドレス：転送先のIPアドレス（本設定では192.168.1.100）

2つの設定リストになります。

4. VPNに接続する際はWAN IPアドレス、またはDDNS名を入力します

※OPEN VPNの場合は、テキストエディタ―を使って設定ファイルをWAN IPアドレスまたは、DDNS名に変更します。

※使用されているイラスト、画面、各項目の名称、設定値、利用可能な機能は、ご利用のモデルやファームウェアのバージョンにより異なる場合があります。予めご了承ください。