ASUS独自のテクノロジー「Power Balancer」および第2世代インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサー搭載サーバーを発表

2020/03/12

キーポイント
• 総消費電力を削減しつつCPUの高性能を維持するASUS独自の「Power Balancer」テクノロジーを発表
• 最新の第2世代インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーの性能を最大限引き出す高性能のサーバーとサーバーマザーボードを幅広く提供
• 「Power Balancer」を搭載したASUSサーバーは、特定の負荷に対する電力消費をノード当たり最大31ワット低減し、大規模なアプリケーションの運用コストを総合的に削減


台北(台湾)— サーバーシステム、サーバーマザーボード、ワークステーション、ワークステーションマザーボードの大手IT企業であるASUSは24日、RS720/720Q/700 E9、RS520/500 E9、ESC8000/4000 G4シリーズのサーバーシステムとZ11マザーボードを含むすべてのサーバー製品に搭載された第2世代インテル®Xeon®スケーラブル・プロセッサー(Cascade Lake-SP refreshを含む)をサポートするASUS独自のテクノロジー「Power Balancer」を発表しました。

ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、AI、エッジコンピューティングなどの複雑なアプリケーションでは、性能と電力消費のバランスをとることは常に重要な課題です。ASUSサーバーは「Power Balancer」テクノロジーと最新の第2世代インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーにより、特定のワークロードでノードあたり最大31ワットの電力を削減し、多くのサーバーが稼働する大規模環境における効率を向上するとともに、総消費電力と総所有コストを大幅に削減し運用を最適化します。

ASUS Power Balancer テクノロジー
近年、サーバー業界では、環境への配慮と消費電力が重要なトピックになっています。特に、より高い処理能力とより多くのストレージスペース、高速接続を効率的な電力使用で実現することを求められるデータセンターの増加に伴い、その重要性は高まっています。ASUSは2019年、リアルタイムでサーバーの温度を監視し、動的にファン曲線を調整することでファンの消費電力を低減