明暗の広さ(コントラスト比)を拡張するASCRテクノロジーを搭載することで、10,000,000:1の高コントラスト比を実現しました。液晶パネルはその仕組み上、極端な明暗差を表現することが苦手です。ASCRテクノロジーでは、映像信号をリアルタイムに解析および処理することで、液晶パネルの仕様を超える大変広い明暗差を表現することができます。明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く、メリハリのあるハッキリとした映像表現を行えます。
Blu-ray DiscのHD映像などと同じ、フルHD(1,920×1,080ドット)に対応する液晶ディスプレイです。HD画質の映像をドット・バイ・ドットで精細に表示できます。
応答速度はわずか1msと非常に高速なため、動画ブレや残像を抑えたシャープな映像表現が可能です。FPSや格闘ゲームなどシビアなタイミングを要求されるゲームや動きの早い動画視聴に適しています。
アスクペクトコントロール機能を搭載しているので、たとえば4:3のスタンダード画質の映像を入力した場合、16:9の横に伸びた映像ではなく、4:3の正しい比率で表示できます。
画面に表示される情報を1フレーム単位で解析して画像処理を行う、映像エンジンチップのSplendidを搭載しました。映画やゲームなどの映像データは、画面全体が明るい場面もあれば暗い場面もあり、一定ではありません。そのため、画面全体の色調などを変更する通常の画質調節機能では、すべての映像に対応することは困難です。映像エンジンSplendidは、表示される映像を1フレーム単位で独自アルゴリズムによって解析し、表示内容に合わせた最適な画像処理を行います。また、ゲームに最適な画質や映画に最適な画質など、映像ソースに応じて最適な画像処理を行えるプリセットモードを備えているので、映像ソースに合わせた最適な画質を実現できます。