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初心者も即戦力あるIT人材へ、情報処理分野の名門校が選んだASUS デスクトップパソコン/日本電子専門学校

産業界が求める教育を展開し、社会で即戦力となる人材を輩出し続ける日本電子専門学校。端末など学習環境を4~5年ごとに見直しを図るなか、2023年3月、同校の情報処理科が学生用に新しく迎えたのは、ASUS ExpertCenter D7 SFF D700SC (型番: D700SC-I7BLK)。この他、教員用にはより高スペックの端末であるASUS ExpertCenter D7 Mini Tower D700MCES (型番: D700MCES-711700033X) や液晶ディスプレイ (ASUS社製) も更新した。IT人材の育成に専門性の高い授業を提供する同校がASUS製品を選定した理由や実際の使用感など、同校 情報処理科 学科長の蓮見圭亮 先生に話を伺った。

初心者も即戦力あるIT人材へ、情報処理分野の名門校が選んだASUS デスクトップパソコン/日本電子専門学校

情報処理分野の元祖にして先端を行く学校

1951年に設立した日本電子専門学校は、CG・映像、ゲーム、情報処理、ネットワーク・セキュリティなど9分野・昼夜間部あわせて24の学科がある。中でも情報処理科は誕生から54年ほどの歴史を誇る。同校は「情報処理科」と称する学科を持つ学校の最古であり、いわば元祖。同科だけで2万人を超える卒業生をIT業界へ輩出している。卒業生であり、現在、企業のトップクラスとなった世代が、“わが子にも日本電子専門学校の情報処理科に通わせたい”と2世代に渡る入学者もいるという。

同校の情報処理分野には4つの科がある。「DXスペシャリスト科(2年制)」「情報システム開発科(2年制)」「高度情報処理科(3年制)」、そして「情報処理科(2年制)」だ。「情報処理科」では未経験からプログラマーを育成する特色を持つ。

企業が欲しい人材、求人倍率は驚異の約50倍

高校で「情報Ⅰ」が必修となったが、その年代はまだ入学してきてはいない。現在は8割近い入学者が高校でパソコンにはほとんど触れてはおらず、プログラム経験が全くない学生もいるという。そうした中、「情報処理科」は初心者からでも2年間でプロになる、即戦力としてITの現場で活躍できるというコンセプトのもとカリキュラムを構成。学習のボリュームは相当量あり内容も濃い。「“初心者でも大丈夫”が強みです」と蓮見先生は明言する。

日本電子専門学校  情報処理科  学科長  蓮見圭亮 先生
日本電子専門学校 情報処理科 学科長 蓮見圭亮 先生

「情報処理科」に寄せられる求人倍率は驚異の約50倍。大手企業が名を連ね、就職率はほぼ100%と圧巻だ。この数字から昨今のIT人材獲得の熾烈さが窺えると同時に、同校の学生への高い期待と信頼度が見て取れる。

就職のための授業やキャリアサポートのほか、資格取得にも力を入れている。プログラマーの登竜門とも言われる国家資格の「基本情報技術者」取得では、学内の修了試験に合格することで2種ある試験の1種が免除される制度も用意されている。確かな知識と技術を身につけるには、実践の積み重ねが何より大切。そしてその良質な学びを安心して行える学習環境が必要不可欠だ。

企業が欲しい人材、求人倍率は驚異の約50倍

安定性を求めて行き着いたASUS デスクトップパソコン

同校では各科で4年から5年を目安に学習環境のリニューアルを図っている。「情報処理科」では、プログラミング授業で「Java」「C#」「PHP」などを主軸にWindowsの開発環境で学んでおり、Windows端末を採用している。以前の端末は不具合がたびたび生じたこともあり、今回の更新では、頑丈なつくりで安定して授業に利用できる端末を複数検討した。そうした中で、同校のゲーム制作科が既にASUS製品を導入しており、他学科でも利用がされていたこともあり、ASUSであれば安心して長期に利用できるだろうと行き着いた。

安定性を求めて行き着いたASUS デスクトップパソコン

ASUS JAPANと直接コンタクトで満足度の高い導入

今回の日本電子専門学校の導入プロセスはやや特殊なケースと言える。企業や教育機関など法人による機器の導入では、販売代理店がその窓口となるのが通例だが、同校はASUS JAPANに直接問い合わせを行うことで導入を加速化させた。

同校に対応したASUS JAPAN にはエンドユーザーと直接コンタクトを行うハイタッチ営業部署が存在している。エンドユーザーの希望や使用環境、予算などをヒアリングし、適切な端末等を提案している。なお同社ではエンドユーザーへの直接の販売を行っていないため、販売代理店等を経由した提案を行うが、状況によって販売代理店の選定もエンドユーザーの希望に沿うよう調整することもできる。

ASUS JAPANと直接コンタクトで満足度の高い導入

今回は、IT機器に精通している蓮見教員の長年の経験や知識によるところも大きい。同校が想定する端末のスペックや予算などが明示されたことで、ASUS JAPANからも最適な提案が可能となり、検討や判断なども終始スピーディに行うことができた。「当初の打合せどおりのスペックで入れることができました。しかも納期が厳しい中で、快く対応いただけて大変助かりました」。結果、短納期で理想的な導入が叶ったという。

「それも含めて導入の決め手になりました」。満足度が高いと蓮見教員は振り返る。3月に導入し、4月からすぐに授業開始というスケジュールの中で製品に初期不良があると授業に支障が出てしまうが、故障やトラブルもなくこの点からもASUS製品のクオリティを感じるという。

「情報処理科」にベストマッチのASUS デスクトップパソコン

同校は2023年3月、ASUS ExpertCenter D7 SFF D700SCを学生用に48台、ASUS ExpertCenter D7 Mini Tower D700MCESを教員用に2台導入。あわせて液晶ディスプレイのASUS VP229HE Eye Careモニター 21.5型を学生用に48台、ASUS VA24DQ Eye Careモニター 23.8型を教員用に2台導入した。

「情報処理科」にベストマッチのASUS デスクトップパソコン

ASUS ExpertCenter D7 SFF D700SCはインターフェースの豊富さが特徴の一つ。Type-Cを含むUSBポートを前面にも備え、全11個を搭載。データ転送などに便利なスマートカードやSDカードのカードリーダー、他にも様々な機器の接続が可能。蓮見先生はこれまで、授業中に追加で機器を繋げたい時、ポート数が少なくて困ることがあったというが、「D700SCはUSBだけでもとんでもない数(笑)。Androidの開発などでUSBを繋ぐことがよくあるので“拡張性の高さ”がいいですね。Windowsの立ち上がりも昔では考えられないほどのスピードです。さらに、頑丈・高耐久で効率の良い冷却設計のため、安定したパフォーマンスを発揮できます。」。

他教員や学生からも端末の評判は上々だという。また、最大枠で見ることができるシームレスな設計の液晶ディスプレイにも喜びの声が上がっており、良い環境で授業が提供できていると手応えを感じるという。

教員用には大規模言語の開発も可能な高スペック

教員用に採用したASUS ExpertCenter D7 Mini Tower D700MCESは、グラフィックス機能にNVIDIA® GeForce RTX 3060を搭載。高負荷な作業も軽々と行うことができる。「選定した最初の動機はデュアルディスプレイにしたいという単純な理由でしたが、最近流行りのChatGPTのような大規模言語の開発ではグラフィックボードのメモリが多くないと遅くなってしまいます。ですが、このマシンならメモリも12GB RAMが搭載されており、快適に動かせます」。これからのプログラミングへの対応にもこのASUS ExpertCenter D7 Mini Tower D700MCESはまさにマッチし、最終的には同機種レベルを学生全員分導入したい思いもあるという。

教員用には大規模言語の開発も可能な高スペック
教員用には大規模言語の開発も可能な高スペック

全てのステークホルダーが幸せな学校であり続けたい

人材不足のIT業界に、学生が即戦力ある人材として現場に巣立ってもらうことがどれだけできるか。それが同校の使命だと蓮見先生は語る。生成AIの登場で、ITに関する高度な人材のニーズはさらに高まるだろうと指摘する。IT全般の基礎知識を備えていなければAIが提示する内容の正しさを判断できないためだ。IT業界は陳腐化も早い。だからこそ常に新しい動向を少しでも早く取り入れているという同校。良質な授業とASUS製品による安定の学習環境で、企業、学生、保護者、教員、全てのステークホルダーが幸せを感じ、日本を盛り上げていける学校であり続けたいという。


学校法人電子学園 日本電子専門学校

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