[マザーボード] オーバーヒートが原因でコンピューターがフリーズ/クラッシュする場合の確認事項

最近ご自身で組み立てたコンピューターがオーバーヒート(過熱)によってフリーズ/クラッシュする場合は、以下を参考にコンピューターの状態をご確認ください:

  1. ファン/ヒートシンクは正しく取り付けられていますか?
    • ファンケーブルがコネクターやヘッダーに正しく接続され、正しい位置に取り付けられていますか?ヒートシンクが正しい位置に取り付けられ、加熱部にしっかり接触していますか?
  2. 取り付けられているプロセッサー(CPU)の性能に合った適切な冷却装置(CPUクーラー)が取り付けられていますか?
  3. プロセッサーとCPUクーラーの接触する面に、熱伝導グリス(サーマル グリス)が正しく塗布されていますか?
  4. ケース内の空気の流れ(エアフロー)が妨げられていませんか?空気の流れを妨げる可能性のあるケーブルやハードウェアは移動させるなどして整理し、ケースの通気口をふさがないようにします。
  5. ファンを過剰に取り付けていませんか?ご使用のケースがサポートする数量以上のファンを過剰に取り付けた場合、冷却性能が低下する場合があります。
  6. マザーボードのBIOSバージョンは適切ですか?必要に応じて、適切なBIOSバージョンに更新する必要があります。
  7. ご使用のPCケースは現在のシステム構成に適切ですか?ケースの設計は放熱性能に大きく影響します。ご使用のシステムの構成やご利用環境に応じて適切なケースをお選びください。

 

以前はコンピューターは正常に動作していたが、最近になってオーバーヒート(過熱)が原因と思われるフリーズ/クラッシュが発生するようになった場合は、以下を参考にコンピューターの状態をご確認ください:

  1. ファン/ヒートシンクは正常ですか?
    • ファン/ヒートシンクは破損していませんか?
      • ファン/ヒートシンクに凹み、亀裂、ひび割れはありませんか?
      • ファンケーブルやコネクターに損傷はありませんか?一旦ケーブルを抜き、再度挿入して正常に動作することを確認します。
      • ヒートシンクおよびケースの通気口にホコリが詰まっていませんか?ホコリを取り除き、空気の流れを確保してください。
      • プロセッサーとCPUクーラーの接触する面に塗布された熱伝導グリス(サーマル グリス)は乾燥していませんか?乾燥したり固まっている場合は、綺麗に除去してから再度塗布してください。
      • 取り付けられているすべてのファンは正常に動作していますか?ファンケーブルがコネクターやヘッダーに正しく接続され、正しい位置に取り付けられていることを確認します。
      • ファンの電源が切断されたり、動作時にファンの回転が停止していませんか?
  2. 接続されている電源ケーブルや各種ケーブルに損傷はありませんか?またコネクターの接続が緩んだりしていませんか?
  3. ケース内の空気の流れ(エアフロー)が妨げられていませんか?空気の流れを妨げる可能性のあるケーブルやハードウェアは移動させるなどして整理し、ケースの通気口をふさがないようにします。
  4. ご使用のPCケースは現在のシステム構成に適切ですか?ケースの設計は放熱性能に大きく影響します。