[NB/NUC/DT/MB] ASUS Zenni Clawのインストールおよびユーザーガイド

ASUS Zenni Clawは、Agentic AIをより身近で使いやすく、そして信頼できるものにするために開発されたAIエージェントプラットフォームです。チャットボットのように質問に一つひとつ答えるだけではなく、仕事や日常生活、旅行の計画、クリエイティブなプロジェクトなど、さまざまな場面で発生する複数の工程からなるタスクを、一連の流れとしてスムーズに遂行できるよう支援します。

一般的なチャットボットは、与えられた指示に対して回答を返すことが主な役割です。一方、ASUS Zenni Clawは、最終的な成果を生み出すことを目的に設計されています。お客様の本当の目的を理解し、その達成に必要なステップを自ら組み立て、適切なスキルや機能を活用しながら、複雑なマルチステップのワークフローを開始から完了まで一貫して実行します。
 

コンテンツ

1. システム要件

2. アプリのインストール

3. AIプロバイダーのセットアップ
4. チャンネルのセットアップ
5. チャット開始
6. プリセットASUSタスク&スキル
7. 設定

 

1. システム要件  

ASUS Zenni Clawのインストール時には、インストーラーがお使いのデバイスでAI実行環境(WSL2、Ubuntu、ローカルLLM、Docker)が利用可能かどうかを自動的に確認します。ターミナル操作や複雑な手動設定は必要ありません。

 

最小システム要件:

  • OS: Windows 11
  • メモリ: 16 GB以上
  • ストレージ: 20 GB以上(ローカルAIを利用する場合は40GB以上を推奨)

ローカルAI利用時の推奨要件(任意):

  • オプション1 — 外付けグラフィックス機能: NVIDIA® GeForce RTX™ 5090(ビデオメモリが24 GB以上、メモリが16 GB以上、ストレージが40 GB以上)
  • オプション2 — 統合AIプロセッサー: インテル® Core™ Ultra X9 プロセッサー 388H、または、AMD Ryzen™ AI Max+ 300シリーズ(メモリが32 GB以上、ストレージが40 GB以上)             
     

 

2. アプリのインストール 

2.1 AI環境の自動設定  

(1) ASUS Zenni Clawのインストーラーを起動します。ようこそ画面で、アプリが①[システムチェック]を実行し、オペレーティングシステム、メモリ、ストレージを確認します。

 

(2) すべての項目がPassすると、②[システムがインストール要件を満たしてる旨]が表示されます。③[Continue(続行)]をクリックして進めます。

 

(3) Failedが表示された場合(例えば、ストレージ不足など)、インストーラーは④[インストールが継続出来ない旨]を表示します。ストレージの空き容量を増やすなどの改善が可能な場合は、そちら対応いただき、再度、インストールをお試しください。

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2.2 ローカルAIプロバイダー 

(1) 次に、インストーラーは⑤[ローカルAIプロバイダーのためのハードウェアを確認します] — グラフィックス機能、ビデオメモリ、メモリ、ストレージ — で、お使いのモデルでローカルモデルが動作できるか確認します。

 

(2) すべての要件が満たされた場合、⑥[ローカルLLMをインストールする旨]にチェックを入れてローカルAIをインストールできます⑦[Continue(続行)]をクリックして進めます。

 

(3) Failedが表示された場合、インストーラーは⑧[ローカルAIが利用できない旨、他の設定で継続可能な旨]を表示します。クラウドモデルでアプリをご利用いただけます。

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2.3 インストール 

(1) インストーラーは⑨[すべての手順を自動的に実行します]:WSL2の有効化、Ubuntu 22.04 LTSのインストール、ローカルAIプロバイダー、Guardrail(パスワード/インジェクション保護)、LiteLLM、Skillsのインストール。進捗バーでインストール作業の状況が表示されます。

 

(2) インストール作業中にシステムの再起動が必要となります。再起動が必要な旨、表示されたら必要に応じて作業内容を保存し、⑩[ご都合の再起動の項目]をクリックします。再起動後、インストールは自動的に再開されます。

 

(3) すべてのコンポーネントがPassすると、画面に「ASUS Zenni Clawの準備ができた旨」が表示され、ローカルLLMおよびGuardrailの状態が確認いただけます。アプリを開くには ⑪[Start(開始)] をクリックします。

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2.4 アプリの初回セットアップ 

(1) アプリを開くと、プライバシーポリシー & AI利用規約への同意が求められます。

 

(2) アプリからAIプロバイダーとチャネルの設定を求められますが、一旦、スキップいただき、後で設定することも可能です。※設定が必須の場合もあります。

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3. AIプロバイダーのセットアップ 

ASUS Zenni ClawはクラウドAIプロバイダーとPC内(ローカル)モデルの両方に対応しています。これらの設定は[Models]ページで管理できます。ここでは、トークン使用量の確認に加え、クラウドAIとローカルAIエンジン間の Auto-Routing(自動ルーティング) の設定も行えます。

(1) 左側のナビゲーションメニューから ①[Models]を開きます。このページでは、接続済みのAIプロバイダー、Auto-Routingルール、およびトークン使用量を確認できます。新しいAIプロバイダーを追加するには、②[+ Add Provider]をクリックします。

           

      
(2) クラウドプロバイダーを追加するには、③[Cloud LLM]のタブ選択します。プロバイダー(Anthropic、OpenAI、またはGemini)を選択し、④[モデル]を選択し、⑤[APIキー]を入力します。

◉APIキーの取得方法については、[NB/NUC/DT/MB] APIキーの取得方法 | サポート 公式 | ASUS 日本をご参照ください。

 

(3) ⑥[Verify]をクリックします。キーが有効な場合は、⑦[認証済み — claude-sonnet-4-6 利用可能などを意味する]確認メッセージが表示されます。⑧[Continue(続行)]をクリックして保存します。

 

(4) ローカルモデルを使用するには、[Local LLM]タブを開きます。インストール後、すべての要件が満たされた場合、⑨[ローカルLLMをインストールする旨]にチェックを入れローカルAIをインストールできます。⑩[Continue(続行)]をクリックして進めます。

 

(5) Auto-Routingを使用して、デフォルトのクラウドLLMとローカルLLMを設定し、それぞれのタスクが最適なエンジンで実行されるようにします。⑪[Edit(編集)]をクリックし、⑫[モデル]を選択してから、⑬[OK]をクリックします。

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4. チャンネル設定 

チャンネルを使用いただくと、TelegramやWhatsAppなどのサードパーティー製のメッセージアプリを通してASUS Zenni Clawと会話できます。チャンネルページで追加や管理が可能です。

(1) 左側のナビゲーションメニューから①[Channels]を開きます。設定いただいているチャンネルはその状態(接続済み / 未接続)を表示します。Supported Channelsの欄で追加したいサービスで②[Connect(接続)]をクリックします。

 

(2) Telegram:@BotFatherでボットを作成し、③[Bot Token]をコピーし、@userinfobotから③[Chat ID]を取得して、両方をアプリに貼り付けます。④[+]で複数のユーザーIDを登録することができます。

◉設定方法は[NB/NUC/DT/MB] チャネルの設定方法 | サポート 公式 | ASUS 日本をご参照ください。

 

(3) WhatsApp:⑤[Generate QR Code]をクリックします。スマートホンでWhatsAppを開き、設定 > リンク済みデバイス > デバイスのリンクに進み、アプリで表示された⑥[QRコード]をスキャンしてください。成功した旨が表示されると、リンクが完了します。

◉設定方法は[NB/NUC/DT/MB] チャネルの設定方法 | サポート 公式 | ASUS 日本をご参照ください。

 

(4) ボットを利用できるユーザーを管理するには、チャンネルの⑦[Edit(編集)]をクリックし、ユーザーリストを管理します。必要に応じて⑧[Chat ID]を追加または削除し、⑨[Save(保存)]を選択します。

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5. チャットを開始する 

チャットページでは、AIエージェントとの対話を行います。セッションとモデルを選択し、リクエストを入力したり、ファイルを添付したり、あらかじめ用意されたプロンプトから開始したりできます。

(1) ①[Chat] を開きます。上部で②[Session & Model]を選択し、メッセージボックスにリクエストを入力するか、③[Work / Life / Travel Assistant]の下に表示されるおすすめのプロンプトを選択することもできます。入力後、④[Generate(生成)]をクリックするか、エンターキー を押して実行します。

 

(2) エージェントからの応答は、会話画面内に表示されます。ツールコール⑤[インラインで表示];各項目を展開すると、エージェントがどのような処理を行ったのかを確認できます。

 

(3) ツールエントリーをクリックして⑥[詳細な入力および出力]を確認できます。 ステータス情報や、ツールから返されたデータもあわせて表示されます。

 

(4) ⑦[ファイルをドラッグ]して会話に関連資料を追加することも、添付ボタンからファイルを追加することもできます。次回のメッセージ送信時に使用されるファイルは、アプリ上で確認できます。

 

(5) 検索から⑧[/コマンドアイコン]をクリックするとコマンドメニューが開き、 /status、/restart、/clear などのクイックコマンドを実行できます。

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6. プリセットASUSタスク&スキル 

ASUS Zenni Clawには、仕事・日常生活・旅行といった用途別に分類された豊富なプロンプトがあらかじめ用意されています。さらに、エージェントがさまざまなタスクを実行するために利用できるスキルライブラリも搭載されています。

(1) ①[Prompt Library]を開いて、あらかじめ用意されたタスクを参照できます。例えば、Slide Generator、Industry News Digest、Meeting Actions、Morning Briefing、Outdoor Gear Advisor、Flight Monitor、Trip Itinerary Planner などがあります。実行したいタスクを選択して開始してください。

 

(2) ②[Skills]を開くと、エージェントが利用できる機能(スキル)の一覧を閲覧・管理できます。特定のスキルを探す場合は③[検索ボックス]を使用してください。また、各スキルの④[トグルスイッチ]を使用して、有効/無効を切り替えることができます。

 

(3) スキルは⑤[Workspace Skills]⑥[Built-In Skills]のカテゴリーに分類されています。各スキルには、⑦[概要説明]と、利用可能なチャンネルや対応するタスクが表示されるため、用途をすぐに確認できます。

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7. 設定 

7.1 一般 

(1) ①[設定]を開き、②[General]をクリックします。③[トグルスイッチ]で有効にすると、Zenni Clawは起動時に自動的に開始され、継続的なバックグラウンドサービスを提供します。

 

(2) ④[Launch]をクリックしてASUS Zenni Claw Update Centerを開き、⑤[利用可能な更新の確認]を行います。重要な更新はリリースパッケージとして配信されます。 更新を適用するには、⑥[Update now]をクリックしてください。その後、⑦[Check update]をクリックして最新の更新状況を確認します。

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7.2 ユーザーガイド & 概要

(1) ①[User Guide]をクリックし、②[FAQの内容]を確認します。

 

(2) ③[About] をクリックし、④[バージョン] を確認します。ここでは、アプリが最新の状態かどうかに加え、最後に更新を確認した日時を確認できます。

 

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※修理で端末などをご送付いただく際は、ASUS カスタマーサービスセンターなどから特定の物などを依頼されない限り、本体を含め、AC アダプター、電源コードなど同梱されていた通電機器も合せてご送付ください。

※お使いのモデルやバージョンなどにより、操作・表示が異なる場合があります。

※記載されている機能の開発およびサポートを終了している場合があります。