[WiFiルーター] ワイヤレスの詳細設定について教えてください

製品によって表示されるアイテムや利用可能な機能は異なります。

ワイヤレス > 詳細 では、バンド毎に利用環境に応じた設定を行うことができます。


 

バンド: 設定を適用するバンド[2.4GHz]、[5GHz]選択します。

ワイヤレス機能を有効にする: ワイヤレスの[オン]、[オフ]の設定ができます。

無線スケジューラを有効にする: ワイヤレスの提供時間を設定できます。「はい」を選択すると[Time Setting]が表示され、クリックするとスケジュールの設定を行うことができます。

APを隔離しますか: クライアントデバイス間の通信を遮断します。

ローミングアシスト: 無線LANルーターや中継機が複数設置されている環境下においては、クライアントは必ずしも最適な無線LAN機器に接続されているとは限りません。本機能を有効にすることで、電波強度の条件の値より下回った場合に自動的により強い電波強度を持つ無線LAN機器に引き継がれます。

Bluetooth共存: 2.4GHz帯とBluetooth利用時に発生する干渉によって発生する接続断やスピードの減衰を抑制することができます。Pre-emptiveモード設定時はTxバーストは利用できません。

IGMPスヌーピング: 通常マルチキャストフレームは非受信のポートからもデータが流れてきます。IGMPスヌーピングによってパケットの監視を行い、マルチキャストフレームを必要とするクライアントのみにフレームを転送することができます。無駄なトラフィックが流れないので帯域の使用量を軽減できます。

マルチキャスト速度(Mbps): マルチキャストの転送速度を6Mbps~54Mbpsの範囲で設定ができます。

プリアンブルタイプ: ワイヤレスデバイス間のデータ転送エラーを検出するCRC(Cyclic Redundancy Check)の長さを定義することができます。ショートプリアンブルは伝送速度を速くすることができますが、古いタイプのワイヤレス子機を使用する場合は、互換性を確保するために「ロングプリアンブル」を選択してください。また、全てのデバイスを同じプリアンブルタイプに設定するようにしてください。

AMPDU RTS: AMPDUはMACヘッダーを含んで1つのMPDUパケットとして集約する技術です。指定したパケットサイズより大きいサイズのパケットを送信する場合に、RTSパケットを送信します。

RTSしきい値: RTSパケット送信の条件値を設定できます。2347を設定するとRTSパケットは送信されません。RTSしきい値を低く設定すると、頻繁にRTSパケットが送信されます。

DTIM間隔: DTIM(Delivery Traffic Indication Message)は、省電力モードのクライアントデバイスに対して、無線LANルーターから送信待ちデータがあることを伝えるブロードキャストやマルチキャストのメッセージ間隔を調整することができます。DTIM間隔とビーコン送出間隔から無線クライアントデバイスが動作する時間間隔が算出できます(DTIM × ビーコン送出間隔 = 時間間隔)。

ビーコン間隔: 無線ネットワークを同期させるために無線LANルーターから一定間隔で送信するパケットです。 初期値は100msです。不安定な環境化においては、ビーコン間隔を小さくすると、クライアントデバイスの接続効率が上がりますが、通信効率が下がります。

Txバースト: 802.11gワイヤレス機器の帯域幅、通信速度を向上させることができます。

WMMを有効にする: 動画、音声、バックグラウンドで動作するサービスのネットワーク遅延を改善することができます。

WMM非確認応答を有効にする: 伝送エラーチェックを行うため、データ転送の正確性が向上しますが、ラジオ周波数が環境でのエラー発生率も上がります。

WMM APSDを有効にする: Voipなどのリアルタイム性を必要とするアプリケーション使用においてバッテリー消費を10~30%を抑えることができます。

USB 3.0干渉の低減: USB 3.0デバイスの高周波による2.4GHz帯への電波干渉を回避し、2.4GHz帯のワイヤレスパフォーマンスを改善することができます。

AMPDUアグリゲーションの最適化: AMPDU内のMPDUの最大数を最適化します。

Ackサプレッションの最適化: 連続的に抑制するArcの最大数を最適化します。

Turbo QAM: 256-QAM (MCS 8/9) をサポートします。この機能を使用するにはワイヤレスモードを自動に設定する必要があります。

変調方式:Turbo QAMやNitro QAMなどサポートする変調方式を設定することができます。

エアタイムフェアネス:古いワイヤレス技術が使われている混在環境やかなり離れた場所にクライアントデバイスある場合に発生するパフォーマンス低下を防ぐため、受信するパケットの数、各クライアントデバイスの論理データ速度にかかわらず各デバイスに同等の通信時間が与えることができます。

MU-MIMO (Multi-User MIMO): 複数のクライアントデバイスと同時通信ができるため、従来のMIMOで発生していた順番待ちによる速度低下が発生せず、通信速度を向上させることができます。本機能を利用するにあたってはクライアントデバイスがMU-MIMOに対応している必要があります。

エクスプリシットビームフォーミング: エクスプリシットビームフォーミングは、無線LANルーターとクライアントデバイス間の電波の強さ等の情報交換から位置を特定し、電波を送出します。アップリンク速度を向上させることができます。本機能を使用するには、子機がビームフォーミングに対応している必要があります。

インプリシットビームフォーミング: インプリシットビームフォーミングは、クライアントデバイスがビームフォーミング非対応の場合においてもクライアントデバイスから送られる電波状況の情報から位置をおおまかに推定して電波を送出することを可能にします。ダウンリンク速度を向上させることができます。

送信出力制御: ワイヤレス電波の送信出力を調整することができます。アプリのECOモードを設定すると最弱レベルとなります。